簡単まとめ

Raiden Networkを見てみる5(FAQから探るRaiden概要編2/2)

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Raiden Network本家のFAQページをもとに、Raiden Networkについて見ていきます。

これを読むとμRaidenやRaiden2.0の概要などをざっくりと知ることができます。

要点まとめ

まず、本記事の要点をお伝えします。

  • μRaidenは多対1の決済向けに作られている。
  • Raidos(Raiden2.0)はEthereumの計算能力のスケーリングを目標とするサイドチェーンテクノロジで、シャーディングと似ている。
  • Raiden Networkのペイメントチャネルはオンチェーンのトークンをオフチェーンで動かすことができる技術である。
    • ペイメントチャネルを動かすには、まずペイメントチャネルのコントラクトにトークンを預け入れ、ロックしておく必要がある。
  • Raiden Networkでは、参加者がそれぞれつながるの構造ではなく、ペイメントチャネルを持つ参加者を仲介して推移的につながるようなネットワーク構造をとる。
    • 参加者がそれぞれつながる構造は、ペイメントチャネルの開設と維持にトークンのロックが必要という性質上、大量のトークンが必要になるため実現できない。

次に詳細としてRaiden Network本家による英文FAQページの日本語訳を掲載します。細部を知りたい方は読み進めてください。

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Raiden Network概観(Raiden Overview)(※前回の続きです)

μRaidenって何?(What is μRaiden?)

μRaidenは、いくつかの特徴をRaiden Networkと共有しています。μRaidenでは、2者間でトラストレスで即時かつ無料でトランスファーを行うことができます。μRaidenは、例えば複数のユーザがとインタラクションするDappような、多対1の決済構造向けに作られています。しかし、多対多の決済構造には適していません。なぜなら、ユーザが前もって支払を受け取る人ごとにトークンをロックアップしておかなければならないからです。この制限により技術的な複雑さが緩和され、今日メインネットでμRaidenを利用できるようにしています。

Raidosって何?(What is Raidos?)

Raidos(またはRaiden 2.0、"dos"はスペイン語で2の意味)は、ステートチャネルを汎用化するために提案されたサイドチェーンテクノロジです。Raiden NetworkがERC20トークンのトランスファーに限定されている一方で、RaidosはEthereumに付随するチェーンのネットワークを通じてEthereumの汎用計算能力をスケーリングすることを目的としています。これは、任意のスマートコントラクトでホスティングすることができます。このテクノロジはEthereumのシャーディングと似ているとともに、補完するものでもあります。

5才児でも分かるようにRaiden Networkの動作を教えて?(ELI5, how does the Raiden Network work?)

ブロックチェーンを世界的に信用されているが非常に遅い"銀行"と考えてみましょう。"銀行"はワイアトランスファー(電信送金)の請求をしてきます。対して、Raiden Networkはチェックをお願いしてきます。Raiden Networkのチェックは、"銀行"でキャッシングする場合と異なり決して手戻りがありません。Raiden Networkのチェックを受け取ると、そのチェックが本物であり数瞬前よりもお金が増えたことを確信できます。対して、"銀行"ではあなたや支払主は列に並んだり、店員がワイアトランスファーを送ってくれるのを待たなくてはなりません。自分の判断でいつでもチェックを"銀行"で換金することができます。もし数百、数千の別のチェックがあるとしても、全てのチェックを含めてたった一度だけ手数料を払えばよいのです。代わりに、もし支払主が決済ごとにワイアトランスファーを送信していたら、支払主が多額の手数料を支払うことになるだけでなく支払主・受取主双方が確認のために長く待たされることになります。副次的な効果として、このシステムは内部の作業負荷をかなり削減するので"銀行"にとっても好ましいものです。

さらに、支払主と受取主は直接連絡する必要さえありません。最終的にその人につながる誰かが分かっていればそれでもう充分なのです。最終的に受取主にチェックが届くまで、彼らはみなチェックを回送しあいます。ただし、受取主が確かに自分のものを受け取ったことを回送してくれた全員に対して承認した場合に限り有効になります。

Raiden Networkはこの"銀行の顧客"ネットワークを通じてあなたとあなたのパートナーを結びつける役割を担い、トランスファーに関して全てのチェックが確かに実際に"銀行"を使うのと同等の拘束力を持つようにします。

ペイメントチャネルって何?(What is a payment channel?)

ペイメントチャネルとは、オンチェーンのトークンをオフチェーンでトランスファーできるようにするテクノロジです。動かすには、まず最初にペイメントチャネルコントラクトにトークンを預け入れます。次に、2者間で署名付きのメッセージを直接送信することで、ブロックチェーンとは全く無関係にトランスファーを行うことができます。従って、トランザクションの頻度は送信者と受信者のハードウェアによってのみ制限されます。しかし、最高なことに、一度オンチェーンに預け入れる時と最後にセトルメントをする時を除いて、文字通りトランザクション手数料はかかりません。

ペイメントチャネルのスマートコントラクトに預け入れている保証金には当事者2人のみがアクセスできるので、ペイメントチャネルのトランスファーは二重支払い攻撃の影響を受けず、トランスファーはオンチェーントランザクションと同じくらい安全です。

Raiden Networkがネットワークの形式をとる理由は?(Why is the Raiden Network a network?)

ペイメントチャネルごとにトークンを預け入れるとともに、そのペイメントチャネルのライフタイムの間はずっとロックしていなければなりません。全員に対してペイメントチャネルを開設することができないのは明らかでしょう。そんなことをしようとすれば、莫大なトークンが必要になってしまいます。

その代わりに、Raiden Networkでは複数のペイメントチャネルのルートを介して推移的に全ての参加者とつながるネットワークを作ります。支払主と受取主をつなぐルートがある限り、Raiden Networkではまるで両者が直接つながっているかのようにトークンのトランスファーを行うことができます。このように、各参加者は数個のチャネルを開設するだけで、他のあらゆるピアへトランスファーを行うことができるのです。

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