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KyberNetwork Whitepaper 和訳4

更新日:

前置き

本稿は、個人的なメモ書きとして、KyberNetworkのホワイトペーパー(英語版)を和訳するものです。細かい更新が重ねられているようですが、今回和訳するバージョンはv0.8、2017/8/27に更新されたものです。本稿の和訳対象は第4章です。

基本的に原文に忠実に訳しますので、分かりやすい日本語になっていないところも多々あると思います。一部意味の取れないところは意訳したり、原文のままでは複雑すぎると感じる場合は文章を分割したりする場合がありますので、原文を損なっている可能性があります。また、筆者の語学力の問題で翻訳ミスをしている可能性があります。

以上、予めご承知おきください。原本につきましては次に示しますので、ご参照ください。

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KyberNetwork Whitepaper

原本(英語版)はこちらから。

4.アプリケーション

4.1.即時かつ安全な取引所

何よりもまず、KyberNetworkは取引所です。しかし、ほとんどの取引所と異なり、KyberNetworkはトレードリクエストをすぐに実行します。さらに、KyberNetworkはユーザのトークンを保有せず、従ってトークンのあらゆる盗難や喪失は設計によって防がれます。

これは、基本的に数分の確認時間が必要とされるほとんどの取引所と非常に対照的です。その間、あらゆる機能不全が不便をかける結果になる可能性があり、最悪の場合、資金の損失につながります。

4.2.任意のトークンによる汎用支払いAPI

スマートコントラクト上で取引所を運営することは、ユーザがあらゆるサービスや製品に対し任意の暗号トークンで支払うことを可能にします。そのコントラクトは、即時取引をイーサリアムに提供するとともに、ユーザに代わって任意のコントラクトに安全な支払いを行います。下図は、ユーザがイーサリアムのみを受け付けるICOに対して任意のトークンで参加する方法を説明するものです。全体の処理は1つのトランザクション内で発生し、KyberNetworkは決してユーザのトークンを(トークンAとトークンBのどちらも)所有しません。

(筆者注:図は省略します。)

4.3.為替相場にとっての信頼のあるオンチェーンソース

KyberNetworkの交換レートは他のスマートコントラクトから見ることができます。従って、スワップコントラクトのような高度な金融商品の実装が可能になります。KyberNetworkによって提供される相場は、トークンペアの交換に使用される実際のレートを反映しているため安全です。

4.4.価格変動リスクの緩和

暗号通貨の流動性の結果、不規則な需給のために交換レートはしばしば不安定すぎるように見えます。この問題は、進んで暗号アセットを貯蔵庫に入れるパーティが欠けているためにさらに悪化します。選択肢の欠如は、暗号アセットのユーザが将来の要求のためにヘッジすることはほぼ不可能であることを意味します。KyberNetworkは、より多くの代替物をユーザに提供するために、フォワードやオプションといった形式のデリバティブを導入することによってこの難題に対処しようとしています。

4.5.フォワード

フォワードは、現在示された価格で将来のある時点において資産を取引することを合意するコントラクトです。ICOが主流になるについて生じる一般的な問題の一つは、例えばMelonからイーサリアムのように、将来のICOに参加するための準備としてユーザがトークン間の変換をする必要性があるということです。ユーザは、現在の市場レートでイーサリアムを獲得するか、イーサリアムの価格変動リスクを打ち消すために実行可能な代替物として前掲のコントラクトにコミットすればよいでしょう。

4.6.オプション

オプション契約は、ユーザがプレミアムと呼ばれる料金の不利な価格変動を回避することを可能にします。コールオプションは、コントラクトの所有者に合意済みの価格で暗号アセットを購入する権利を与えます。プットオプションはその逆です。プレミアムは、元の暗号アセットの潜在的なボラティリティを使って計算されます。
将来の購入やセールへの参加の準備をする必要のある暗号アセットのユーザは、コールオプションまたはプットオプションを購入するためにプレミアムを支払うことができます。例えば、アイストークンの保有者は、価格の上値を押さえつつ、プレミアムを得るためにコールオプションを書くことができます。

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