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KyberNetwork Whitepaper 和訳3

更新日:

前置き

本稿は、個人的なメモ書きとして、KyberNetworkのホワイトペーパー(英語版)を和訳するものです。細かい更新が重ねられているようですが、今回和訳するバージョンはv0.8、2017/8/27に更新されたものです。本稿の和訳対象は第3章です。

基本的に原文に忠実に訳しますので、分かりやすい日本語になっていないところも多々あると思います。一部意味の取れないところは意訳したり、原文のままでは複雑すぎると感じる場合は文章を分割したりする場合がありますので、原文を損なっている可能性があります。また、筆者の語学力の問題で翻訳ミスをしている可能性があります。

以上、予めご承知おきください。原本につきましては次に示しますので、ご参照ください。

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KyberNetwork Whitepaper

原本(英語版)はこちらから。

3.システムプロパティ

3.1.トラストレスと安全性

KyberNetworkオペレーターはユーザのトークンを保持しません。従って、設計により、ユーザのトークンが盗難被害に遭うおそれはありません。ユーザは準備金エンティティやKNCトークン保有者の意図を信頼する必要はなく、従ってオペレーターの完全性はスマートコントラクトによって強制/確約されます。

3.2.即時取引

交換や変換のリクエストは一つのトランザクション内で速やかに実行されます。ユーザは元のトークンを移転した瞬間に交換後のトークンを入手します。預金も確認も待機時間も不要です。この効率的でユーザフレンドリーな特徴がKyberNetworkを現在あるいは将来のほとんどの取引所から区別しています。

3.3.オンチェーン取引

取引はオンチェーンで実行され、通常のアカウントとスマートコントラクトを含む全てのアカウントがアクセス可能です。このことは、サードパーティの介入なしでスマートコントラクトが資金を受け取ったり元来サポートしていない様々なトークンからの支払いを受け取ったりするために、スマートコントラクトが直接取引所とやりとりすることを可能にします。この特徴は、通常のアカウントやスマートコントラクトを含む全てのアカウントにとって、KyberNetworkがオンチェーンの代理支払いプラットフォームとなることを可能にします。

3.4.互換性

KyberNetworkは、作動するために、イーサリアムの基盤プロトコルや既存のスマートコントラクトの修正は一切必要ありません。私たちの支払いAPIは既存のスマートコントラクトに一切の変更をせずに、そのスマートコントラクトとやりとりをすることができます。

とは言っても、私たちはまた全てのユーザがイーサリアムとトークンを保有する新しいコントラクトウォレットを導入します。そのウォレットではKyberNetworkによってトークンAからトークンBへの変換がシームレスに行われ、ユーザがトークンBを要求するコントラクトに対してトークンAで支払うことを可能にします。受取主は、まるで本来のユーザから送信されたかのように支払いを受け取ります。

3.5.既存のシステムとの比較

KyberNetworkを下表に示す既存のシステムと比較します。私たちは、Bancorを意図的に除外しています。Bancorが(私たちとのプライベートな会話の中で)多目的の交換よりもむしろコミュニティトークンに焦点化したプラットフォームであると主張しているためです。

取引所 取引
コスト
トラストレス 即時
取引
オンチェーン 保証
される
流動性
攻撃に
対する
安全性
Kraken/
Polonies
低 いいえ いいえ いいえ はい  いいえ
Shapeshift 低 いいえ はい いいえ はい いいえ
Coinbase 低 いいえ はい いいえ はい いいえ
EtherDelta
Oasis Index
高 はい いいえ はい いいえ はい
Swap.tech
0xProject
低 ある程度 いいえ 両立 いいえ 未確認
KyberNetwork 低 はい はい はい はい はい

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